『LONELY THE GENIUS』Ⅹ

地区予選大会は、青学の優勝。

そして、不動峰の準優勝で終わった。

そして、今は都大会に向けた練習をしていた。

レギュラー陣はもちろんのこと、2年生も1年生も今年は気合の入れ方が違かった。

「よし、5分休憩。汗で体を冷やさないようにしておけ。」

「「「「「「「はい!!」」」」」」

休憩に入った時にタイミング良く、誰かの携帯が鳴る。

「あっ!俺のっす。すいません。」

リョーマは、いきなり自分の携帯が鳴ったので驚く。

マナーにしておくのを忘れていたのだ。

携帯の画面を見てみると、親友からだった。

「越前、電源は切っておけ。」

「うっす。すいません。出てもいいすか?」

「ああ。だが、休憩時間内だけにしておけ。」

「ありがとうございます。」

そう言うと、通話ボタンを押す。

<Bonjour, Lydia! Comment avez-vous été?>[もしもし、リディア?元気だった?]

<Sonia…je faisait beau, nous ne sommes pas sûr de qui vous le demande, ne m'appelez pas Ryoma.>[ソニア…元気だったけど、誰が聞いているかわかんないから、リョーマって呼んでよ。]

周りは、リョーマの言葉に驚いた。

そう。

リョーマは、いきなり日本語でも英語でもない言葉を電話で話し始めたのだ。

リョーマは迷惑にならないように、コートをどんどん離れていく。

しかし、レギュラー陣は気になってリョーマについていく。

それもそのはずだ。

リョーマは、自分の事を自分から話すようなタイプではないし、それに聞いても濁したりするので、聞きづらい。

それに、リョーマは線をひいて、必要以上にかかわろうとしてこないからだ。

そして、水道のあたりにとまると、またそこで話し出す。

<Désolé. A propos, je demande qu'il soit heureux Tta Ja.Que diriez-vous le Japon?>[ごめん。つい、嬉しくて呼んじゃったわ。日本はどう?]

<J'ai le plaisir. Pourtant, Kunimitsu Tezuka, mais ne peut pas le tennis, certaines personnes sont.>[とても楽しいよ。まだ、手塚 国光とはテニスができてないけど、他の人たちも強くて最高!!]

その言葉に、ソニアは驚いてしまう。

リョーマがテニスが楽しいと言うと、思わなかったからだ。

<Oui. Super.>[そう。良かったわね。]

<Oui.>[うん。]

その瞬間、リョーマはレギュラーたちが見たこともないような、満面の笑みを浮かべる。

「何言ってるんだろうね。」

「ああ。それにしても、すごいな。」

「ああ。びっくりした…。あんな顔、俺たちに見せたことないよな…。」

「ああ。」

<J'ai Tennis Ryoma, je ne vais jamais à voir. Sion et aussi, je voulais vous voir.'arrive pas à voir?>[リョーマがテニスしているところ、絶対に見に行くわ。それにシオンも、あなたに会いたがっていたわよ。会いに来るんじゃない?]

<Miss you too! Je vais bien. Même, je dis que j'ai de rompre si vous venez.>[私も会いたい!大丈夫だよ。だって、もし来たら絶交って言ってあるもん。]

<J'ai vraiment Ryoma. Ce que les gens savent, je me suis inquiété qu'en raison de Ryoma Francisco icône extrêmes.>[さすがリョーマね。あの人って、極度のシスコンだからリョーマのこと心配なのよ。]

<Le rencontrer, mais je n'ai certainement pas dit que je vais manquer à venir Mon ... abandonnés emploi.>[私だって会いたいけど、会いたいって言ったら…仕事放り出してきちゃうもん。]

<Qu'est-ce que cette personne, et elle déménage à ses milliards, je réalise que je n'en ont pas.>[あの人って、自分が何十億も動かしてるって、自覚ないよね。]

<Oui….>[うん…。]

リョーマはずっと笑顔で電話していた。

「手塚、そろそろ時間だ。」

「ああ。越前!!」

<Désolé peu.>[ちょっとごめん。]

<OK.>[わかったわ。]

「どうしたんですか、部長?」

「時間だ。練習を始めるぞ。」

そう手塚に言われると、すっかり忘れていたのであわててしまう。

「あっ!すいません。今、行きます。」

<Désolé. Or, dès le début de la pratique ... Je vous appelle à nouveau. Eau.>[ごめん。今から、練習が始まるから…また電話するね。バイバイ。]

<OK. C'est seulement pendant la occupés ici, désolé. , Tennis bonne chance! Eau.>[わかったわ。忙しい時にこっちこそ、ごめんね。テニス、頑張って!バイバイ。]

そう言うと、電話を切って、リョーマはテニスコートに走って行った。

 

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PARALLELⅣ